2010年10月21日
笑顔いっぱいの壁画新たに
今年はお会いできなかったけど毎年戸隠で出会うご家族の記事が載っていました
http://www.nwn.jp/kakokizi2010/20100703/7/7.html
和歌山市の元小学校教諭、山本久見子さんが19年前に描いた芦原幼稚園(同市雄松町)の壁画に新たな命を吹き込んだ。ペンキがはがれた動物たちの絵をキャラクターも構図もすべてリニューアル。山本さんは「汚れていくのを悲しい思いで見ていたのでうれしい」と話している。
1991年、道路工事により同園西側に新しい壁ができたことから、隣接する芦原小学校に当時勤めていた山本さんに園が壁画制作を依頼。絵が得意な山本さんは約30メートルの壁に愛らしい表情の猫が遊ぶ絵をあしらい、長年園児や住民たちの心を和ませた。
しかし時間とともに色あせる壁画に胸を痛めた山本さんは、昨年3月に教師を退職したのを機に壁画の復活を決意。同園の井尻康紀教頭は「壁が古びても、『作者に悪い』と思ってそのまま放置していた。申し出はうれしかったですね」。
園児たちのリクエストを聞きながら下絵を完成させ、今年4月に制作を開始。連日通い、一人ペンキを手に作業していると、地域住民や園児から「かわいい壁にしてね」と声をかけられ、疲れも吹き飛んだ。山本さんは「以前に描いたときも通る人がたくさん声をかけてくれたのを思い出しました。友だちもいっぱいできました」とにっこり。
2カ月かけて完成させた壁画は、四季に分けてウサギやキリン、クジラなど笑顔いっぱいの動物たちが森や海で遊ぶ楽しい絵に仕上がった。園児たちも大喜びで、山本さんは「描いた動物たちのように、子どもたちにもいつも笑顔でいてほしいですね」と願っている。
写真=山本さん(右)の力作に園児もにっこり
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/06/100619_7434.html
芦原幼稚園の壁画が「復活」
壁画の前で笑顔の山本さんと園児たち
壁一面には仲良く楽しげに遊ぶ動物たち。 和歌山市雄松町の市立芦原幼稚園 (高善昭園長) の壁面が、 夢いっぱいに生まれ変わった。描いたのは同市杭ノ瀬の元小学校教諭、 山本久見子さん (57)。 以前に描かれていた壁画も山本さんによるもので、 山本さんは 「やっと気になっていた一つの作品を仕上げた感じ。 私の絵が少しでもお役に立てれば」 と完成を喜んだ。
壁画は縦約1・5メートル、 横約30メートル。 前回の制作は19年前、 当時の園長が隣接する芦原小学校に勤務していた山本さんに、壁画の制作を依頼したことがきっかけだった。 しかし壁画も月日を重ねて劣化。 園の前を通る度に、 ペンキが薄くなっていたことがずっと気になっていたという山本さんは、 昨年の春に小学校を退職しことし1月、 「描き直したい」と同園に壁画の制作を申し出た。
「クジラを描いて」「アシカがいいな」園を訪れた山本さんに、 園児たちは次々とリクエスト。 それらを基にした図案を見せるとみんな大喜びで、 完成を心待ちにしていたという。
山本さんは 「子どもたちの素直さに心の底から動かされていった」 といい、 19年前と同じ新鮮な気持ちで4月下旬から制作開始。ほぼ毎日同園を訪れ、壁一面を鮮やかに彩った。 四季の移り変わりや自然溢れる風景の中に、 さまざまな動物を生き生きと描き、 子どもたちがゲーム感覚で楽しめるようにと、所々にウサギの耳やタヌキのしっぽなどが見え隠れするという遊び心も添えた。
壁画を前に年長組の吉川奈那ちゃん (5)は 「先生は絵が上手。キリンさんがかわいくて大好き」 とにっこり。山本さんは 「みんなの反応が何よりうれしく元気をもらった。子どもたちの自由な感性で楽しんでもらえればうれしい」 と願っている。
http://www.nwn.jp/kakokizi2010/20100703/7/7.html
和歌山市の元小学校教諭、山本久見子さんが19年前に描いた芦原幼稚園(同市雄松町)の壁画に新たな命を吹き込んだ。ペンキがはがれた動物たちの絵をキャラクターも構図もすべてリニューアル。山本さんは「汚れていくのを悲しい思いで見ていたのでうれしい」と話している。
1991年、道路工事により同園西側に新しい壁ができたことから、隣接する芦原小学校に当時勤めていた山本さんに園が壁画制作を依頼。絵が得意な山本さんは約30メートルの壁に愛らしい表情の猫が遊ぶ絵をあしらい、長年園児や住民たちの心を和ませた。
しかし時間とともに色あせる壁画に胸を痛めた山本さんは、昨年3月に教師を退職したのを機に壁画の復活を決意。同園の井尻康紀教頭は「壁が古びても、『作者に悪い』と思ってそのまま放置していた。申し出はうれしかったですね」。
園児たちのリクエストを聞きながら下絵を完成させ、今年4月に制作を開始。連日通い、一人ペンキを手に作業していると、地域住民や園児から「かわいい壁にしてね」と声をかけられ、疲れも吹き飛んだ。山本さんは「以前に描いたときも通る人がたくさん声をかけてくれたのを思い出しました。友だちもいっぱいできました」とにっこり。
2カ月かけて完成させた壁画は、四季に分けてウサギやキリン、クジラなど笑顔いっぱいの動物たちが森や海で遊ぶ楽しい絵に仕上がった。園児たちも大喜びで、山本さんは「描いた動物たちのように、子どもたちにもいつも笑顔でいてほしいですね」と願っている。
写真=山本さん(右)の力作に園児もにっこり
http://www.wakayamashimpo.co.jp/news/10/06/100619_7434.html
芦原幼稚園の壁画が「復活」
壁画の前で笑顔の山本さんと園児たち
壁一面には仲良く楽しげに遊ぶ動物たち。 和歌山市雄松町の市立芦原幼稚園 (高善昭園長) の壁面が、 夢いっぱいに生まれ変わった。描いたのは同市杭ノ瀬の元小学校教諭、 山本久見子さん (57)。 以前に描かれていた壁画も山本さんによるもので、 山本さんは 「やっと気になっていた一つの作品を仕上げた感じ。 私の絵が少しでもお役に立てれば」 と完成を喜んだ。
壁画は縦約1・5メートル、 横約30メートル。 前回の制作は19年前、 当時の園長が隣接する芦原小学校に勤務していた山本さんに、壁画の制作を依頼したことがきっかけだった。 しかし壁画も月日を重ねて劣化。 園の前を通る度に、 ペンキが薄くなっていたことがずっと気になっていたという山本さんは、 昨年の春に小学校を退職しことし1月、 「描き直したい」と同園に壁画の制作を申し出た。
「クジラを描いて」「アシカがいいな」園を訪れた山本さんに、 園児たちは次々とリクエスト。 それらを基にした図案を見せるとみんな大喜びで、 完成を心待ちにしていたという。
山本さんは 「子どもたちの素直さに心の底から動かされていった」 といい、 19年前と同じ新鮮な気持ちで4月下旬から制作開始。ほぼ毎日同園を訪れ、壁一面を鮮やかに彩った。 四季の移り変わりや自然溢れる風景の中に、 さまざまな動物を生き生きと描き、 子どもたちがゲーム感覚で楽しめるようにと、所々にウサギの耳やタヌキのしっぽなどが見え隠れするという遊び心も添えた。
壁画を前に年長組の吉川奈那ちゃん (5)は 「先生は絵が上手。キリンさんがかわいくて大好き」 とにっこり。山本さんは 「みんなの反応が何よりうれしく元気をもらった。子どもたちの自由な感性で楽しんでもらえればうれしい」 と願っている。
こどもとあそぼat 18:18│Comments(0)